注目ベンチャー紹介:SeeDevice

2024
7
22

Written by Hiroshi Tanaka

今回の注目ベンチャーの紹介はSeeDeviceです。

SeeDeviceはCMOSベースのSWIR(近赤外線)イメージセンサーを開発および販売します。

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

SeeDevice

https://seedevice.tmrw.com/

サービス/プロダクト概要

  • CMOSベースのSWIR(近赤外線)イメージセンサーの開発および販売
同センサーによる指の静脈を撮影した画像


特徴/提供価値

・SWIRセンサーはNIRセンサーに比べて以下の点で優位

  -外部環境のノイズ(太陽光)に影響を受けにくい

  - 目にやさしい

  - 物質の判別(水とオイルなど)

・同社センサーはSWIRセンシング可能なCMOSイメージセンサーであり、紫外~可視光~赤外領域まで幅広い波長がセンシング可能

・同社はCMOSベースのセンサーに、量子トンネリングという特殊な技術を採用することで、SWIR領域のセンシングで既存SWIRセンサーより高いパフォーマンスを実現。

・60以上の特許を登録済み

センシング波長域(同社資料)

ビジネスモデル

  • CMOSベースのSWIR(近赤外線)イメージセンサーの開発および販売

市場動向・なぜこの会社なのか?

・既存のIRセンサ―は、採用するInGaAsは原材料が高価でとても高価。感度もさらなる向上が求められているが、これに応えられていない。

・同社が提供するセンサーは、従来のInGaAsよりも価格は1/10以下。感度も高いIRイメージセンサー。

・自動運転において悪天候(雨、曇り)時のイメージングや血糖値測定器などに応用が出来る。

同社センサーの特長

顧客・競合・パートナー

  • 顧客:動車関連市場、ロボット・ドローンメーカー
  • 競合:TriEye, SWIR VisionSystems
  • パートナー:MegaChips、JHONDEREE

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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