注目ベンチャー紹介：What3words

Written by Issei Kusano

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今回の注目ベンチャーの紹介What3wordsです。
What3wordsは、地図を3ｍ×3ｍの区画に区切りその一つ一つの区画に3つの単語を割り振ることで、より細かく地図上の場所を特定することができるサービスを提供しています。

自動車会社や配送業社での利用が進んでいます。

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What3words

https://what3words.com/about

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サービス／プロダクト概要

• What3wordsは、地図を3ｍ×3ｍの区画に区切りその一つ一つの区画に3つの単語を割り振ることで、より細かく地図上の場所を特定することができるサービス

特徴・提供価値

• 通常の地図よりも細かな場所指定を行うことが可能（例/大型施設の表示ではなく、大型施設の中の特定の入り口など）
• 住所で地図を指定した場合では、細かな位置の特定ができないが、what3wordsを利用することで詳細な位置指定が可能となり、配送業務や送迎業務の効率を改善可能
• 遭難や緊急時などにより詳細な場所を伝えることができ、人命救助などの現場でも利用が可能
• Google MapとのAPI連携も実装済み
• 54カ国語での対応が可能であり、単純な翻訳ではなく言語毎に3つの単語を使用している

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ビジネスモデル

• 車のカーナビに導入し、導入料金を車メーカーから取得
• 利用企業（物流会社、タクシー会社など）のサービスにおいて、ユーザーがWhat3wordsの3単語で場所を指定した際に、3単語を地図上のピンへと変換し利用企業に提供する際の変換料金を取得

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なぜ今この会社なのか

• eコマースの増加による配送量が増大しており、詳細な住所の特定に掛かるコストを削減し、配送をさらに効率化することが求められている

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顧客・競合・パートナー

• 顧客：DHLなどの運送会社、三菱自動車、メルセデスベンツなどの車メーカー、ドミノピザなどのフードデリバリー

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