Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介Visolisです。
Visolisは、合成生物学x化学触媒xMLを利用し合成ルートを特定するバイオマニュファクチャリングプラトフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Visolis
https://www.visolisbio.com/
サービス/プロダクト概要
- 合成生物学x化学触媒xMLを利用し合成ルートを特定する材料探索プラットフォームを提供
特徴・提供価値
- 合成生物学x化学触媒xMLを利用し合成ルートを特定する材料探索プラットフォームを提供
- 化学プロセスで使用される有毒な溶媒をより環境に優しいものに置き換えるなど、人々が積極的に代替品を求めているもの、性能上の優位性を持つものに焦点を当てて、プラットフォーム対応分子を選定
- 標的(例:アルコールかぶれしない殺菌物質)に応じた微生物と化学物質を同社独自の材料探索PFで低コスト(80%コストダウン)、高生産性で開発
- 生産時のCO2の発生を90%以上削減が可能
- 現在は、化粧品向け材料が中心で、住友化学、日光ケミカルズなどが顧客
ビジネスモデル
- 材料(分子)の提供(受託開発)
- プラットフォームを提供(ライセンス/PF利用で課金)し、共同研究
なぜ今この会社なのか
- 産業の脱炭素化では、輸送用燃料や温室効果ガスの排出に多くの焦点が当てられるが、消費者が日々使用する素材や製品CO2を発生させている(例/電気自動車は化石燃料の燃焼から脱却するためだが、自動車は依然としてプラスチックやゴムなどの化石由来の材料で作られている。)
- 多くの企業が今後20~30年の間にカーボンニュートラルを目指すと宣言しており、既存のサプライチェーンをカーボンネガティブな素材に置き換える大きなチャンスがある。
顧客・競合・パートナー
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