Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介は、Verana Networksです。
Verana Networksは、ミリ波帯の5G通信機器およびシステムを開発します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Venana Networks
https://verananetworks.com/
サービス/プロダクト概要
特徴・提供価値
- 独自に開発したMulti-Hop SelfBack-hauling技術により、ミリ波5G通信インフラを提供
Multi-Hop Self Back-hauling技術: 1本のポール (下の写真)で約1kmの距離を伝送。複数本を数珠つなぎにして広範囲をカバー。
- ピンダイオードを採用し、高出力・360°にミリ波を発信。
- 各国の5G電波帯(24GHz〜47GHz)に対応。
- 通信キャリア大手のVerizonと実証実験中
ビジネスモデル
- 5G通信(ミリ波帯域)機器およびシステムの開発・販売
なぜ今この会社なのか
- ミリ波5G通信は、大容量・低遅延通信を実現するが、基地局当たりのカバー範囲が極端に狭い。
(サブ6帯域の5Gに対して、ミリ波帯域の5Gがカバーする距離は、5分の1程度)
- 基地局などのインフラ構築が高コストとなることがミリ波5Gの課題。
- 同社の機器は、360度カバーする高出力のノードを有する。また、 Multi-HopSelf Back-haulingシステムにより、低価格で広範囲の通信領域をカバーするインフラシステムを構築することが可能。
顧客・競合・パートナー
- 顧客:Verizon、Ericsson
- 競合:フジクラ、Casa Systems
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