Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介はUTVATEです。
UTVATEは人工衛星を使ったネット通信インフラ用の平面アンテナを開発します。
・人工衛星からの電波を効率に受信する平面アンテナを開発
・電子ビームスキャンを有する同社平面アンテナは移動する衛星からの電波の受信を担保する
(高速移動する航空機など向けにも同社の平面アンテナは効果を発揮する)
・受信デバイス(Tx)と発信デバイス(Rx)を個別に準備する場合、高価格かつ非効率。
・同社の平面アンテナはTxとRxを積層することが特徴であり、Full Duplex(全二重通信)とLow SWaP-C(サイズ,重量,電力,コスト)を両立する。
・サイズ:530x380mm 71mmt
・セグメント:通信基地局、商業ビル、航空機
・5G 6Gのモバイル通信において低軌道周回衛星が注目されている。
・低軌道周回衛星はSpaceXが運用するStarlinkが有名。
・低軌道周回衛星通信は、エリア・環境に左右されず、高速でのインターネット通信を可能にする。
*固定ネット回線通信と高軌道衛星通信の両方式のメリットを両立
・低軌道周回衛星は移動するため、同社は、移動体からの送受信に適した平面アンテナを開発