Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介は、tyntです。
tyntは、光を完全に遮断(ブラックアウト)可能なスマートウィンドを開発および販売します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
tynt
https://www.tynt.io/
サービス/プロダクト概要
- 光を完全に遮断(ブラックアウト)可能なスマートウィンドを開発および販売
特徴・提供価値
・ReversibleMetal Electrodeposition(RME)という調光方式
・RME方式は他の調光方式に比べて、光を完全にカット(99.999%)できること(ブラックアウト可能)が最大の特長
・日射熱コントロール可能なためエネルギー節約(▲20%)
・2022年 400mm x 636 mmのプロトタイプガラスを製作
・2024年からパイロットラインでの生産を予定 サイズ:4’x5’
・低温プロセスで製造可能。
・ Stanford大学、Colorado大学とのライセンス契約で特許を4件保有。
ビジネスモデル
- ブラックアウト可能なスマートウィンドの開発および販売
なぜ今この会社なのか
- 住宅などのエネルギーロスの30%は窓ガラスからの熱エネルギーロス
- LoEガラスなどの窓の採用が進むが、アクティブに熱をコントロールはできない
- ブラックアウトまで可能な同社の調光技術は日射熱の流入をコントロール可能
- 切替時間は2分程度必要
- 大サイズ窓に適用したときの均一性が技術課題
顧客・競合・パートナー
- 競合:Halio, GENTEXなどのEC(エレクトロクロミック)調光ガラスメーカー。スマートウィンドマーケットで見ると当社LCMAGICなどのPDLC企業も競合
- •パートナー:Stanford大学、Colorado大学(IP連携)
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
こちらの記事に対するお問い合わせやMTGの依頼などはこちらのアドレスからお気軽にご連絡ください。
TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。