Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介は、TriEyeです。
TriEyeは、短波長赤外線(SWIR)イメージング・システムを開発および販売します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
TriEye
https://trieye.tech/
サービス/プロダクト概要
- 短波長赤外線(SWIR)イメージング・システムの開発および販売
特徴・提供価値
•SWIRセンサーはNIRセンサーに比べて以下の点で優位
-外部環境のノイズ(太陽光)に影響を受けにくい
- 人の目にやさしい
- 物質の判別(水とオイルの判別など)
•独自方式(QD+CMOS)のSWIRを採用することで、既存のSWIR(InGaAs)に比べて以下の点で優位
-大量生産が容易、低コスト生産
-可視光領域の波長をセンシング可能
•ターゲットとするアプリケーション
- 自動車用センサー ‐ 業務用ロボット(建設用、農業用など) – ARグラス
ビジネスモデル
- 短波長赤外線(SWIR)イメージング・システムの開発および販売
なぜ今この会社なのか
- 自動運転車を実現するにあたって高機能のセンサーが求められる
- SEDARと呼ぶ方式を採用し、高解像(1.3M ppi)にセンシングできる。 (SEDAR™: Spectrum Enhanced Detection And Ragingの略)
- 将来的には、解像度2M ppiを実現する予定。
- 近距離センシング(モバイル機器用:5m)から長距離センシング(車両用:200m超)に対応する機器を提供可能。
- 既存のセンサーと統合したセンシングを可能にするソフトウェアを開発する。
顧客・競合・パートナー
- 顧客:Porche、Magna、Continental、Intel
- 競合:Zendar、Adsky
- パートナー:当社エレ事のOCFラインで同社センサーを受託製造できる可能性あり。
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