Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はTolaです。
Tolaは、中小企業向けに支払い、請求、キャッシュフロー管理を統合的にサポートするプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
Tola
https://usetola.com/
サービス/プロダクト概要
- Tolaは、中小企業向けに支払い、請求、キャッシュフロー管理を統合的にサポートするプラットフォームを提供しています。企業は財務業務を効率化し、資金繰りを最適化することが可能になります。
特徴・提供価値
- 自動請求書処理:PDFの請求書をアップロードすると、Tolaが主要な情報を自動的に抽出して入力します。
- リアルタイムの会計同期:QuickBooksやXeroなどの会計ソフトと連携し、請求やベンダー情報をリアルタイムで照合します。
- キャッシュフローの一元管理:残高、入金、保留中、出金などの情報を一元的に把握できます。
- 承認ワークフロー:チームメンバーや会計士を招待し、誰がどの請求書を支払うかのルールを簡単に設定できます。
- メールによる請求書転送:請求書をTolaに転送するだけで、必要な情報が自動的にインボックスに表示されます。
- 支払いスケジュール設定:請求書の支払いを事前にスケジュールし、ベンダーへの支払いを確実に行えます。
- 簡単なベンダーオンボーディング:ベンダーのメールアドレスを追加するだけで、支払い情報を自動的に収集します。
- 支払い状況の追跡:監査ログを確認し、すべての支払いステップを追跡、ベンダーと支払い状況を共有できます。
ビジネスモデル
- サブスクリプションモデルを採用しています。5名までのユーザー(50トランザクションまで)は月額35ドル、ユーザー制限なく200トランザクションまでなら月額70ドル。
- 銀行とのトランザクションは無料。クレジットカードは2.9%の手数料。
なぜ今この会社なのか
- 中小企業では、複雑な財務業務やキャッシュフロー管理に多くのリソースを費やしています。
- リモートワークやデジタル化が進む状況で、統合的なプラットフォームのニーズが増大しています。
顧客・競合・パートナー
- Patriot Bankと提携し、銀行サービスを提供。
- 従来の会計ソフトウェアや支払い管理ツールを提供する企業が競合に該当。Tolaはこれらの機能を統合的に提供することで差別化を図っています。一方で、大手スタートアップのRampはコーポレートカードサービスを起点とした経費管理サービスを提供していますが、サービス領域を拡大し統合プラットフォーム化に進んでいます。
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