注目ベンチャー紹介:Tola

2024
12
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Written by Yusaku Masunaga

今回の注目ベンチャーの紹介はTolaです。
Tolaは、中小企業向けに支払い、請求、キャッシュフロー管理を統合的にサポートするプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Tola

https://usetola.com/

サービス/プロダクト概要

  • Tolaは、中小企業向けに支払い、請求、キャッシュフロー管理を統合的にサポートするプラットフォームを提供しています。企業は財務業務を効率化し、資金繰りを最適化することが可能になります。
サービスイメージ(同社HP)

特徴・提供価値

  • 自動請求書処理:PDFの請求書をアップロードすると、Tolaが主要な情報を自動的に抽出して入力します。
  • リアルタイムの会計同期:QuickBooksやXeroなどの会計ソフトと連携し、請求やベンダー情報をリアルタイムで照合します。
  • キャッシュフローの一元管理:残高、入金、保留中、出金などの情報を一元的に把握できます。
  • 承認ワークフロー:チームメンバーや会計士を招待し、誰がどの請求書を支払うかのルールを簡単に設定できます。
  • メールによる請求書転送:請求書をTolaに転送するだけで、必要な情報が自動的にインボックスに表示されます。
  • 支払いスケジュール設定:請求書の支払いを事前にスケジュールし、ベンダーへの支払いを確実に行えます。
  • 簡単なベンダーオンボーディング:ベンダーのメールアドレスを追加するだけで、支払い情報を自動的に収集します。
  • 支払い状況の追跡:監査ログを確認し、すべての支払いステップを追跡、ベンダーと支払い状況を共有できます。

ビジネスモデル

  • サブスクリプションモデルを採用しています。5名までのユーザー(50トランザクションまで)は月額35ドル、ユーザー制限なく200トランザクションまでなら月額70ドル。
  • 銀行とのトランザクションは無料。クレジットカードは2.9%の手数料。

なぜ今この会社なのか

  • 中小企業では、複雑な財務業務やキャッシュフロー管理に多くのリソースを費やしています。
  • リモートワークやデジタル化が進む状況で、統合的なプラットフォームのニーズが増大しています。

顧客・競合・パートナー

  • Patriot Bankと提携し、銀行サービスを提供。
  • 従来の会計ソフトウェアや支払い管理ツールを提供する企業が競合に該当。Tolaはこれらの機能を統合的に提供することで差別化を図っています。一方で、大手スタートアップのRampはコーポレートカードサービスを起点とした経費管理サービスを提供していますが、サービス領域を拡大し統合プラットフォーム化に進んでいます。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。

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