注目ベンチャー紹介:Sturfee

2023
9
19

Written by Issei Kusano

今回の注目ベンチャーの紹介はSturfeeです。
Sturfeeは、VPS(Visual Positioning System)により、小売店などの屋内のデジタルツイン化を容易に可能にします。

※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※

Sturfee

https://sturfee.com/

サービス/プロダクト概要

  • VPS(Visual Positioning System)により、小売業者がデジタル・ツイン・ショップを作成し、ホストし、実店舗に接続することを可能にする
デジタルツイン化された小売店等 出所:Sturfee PitchDeck
屋内・屋外VPS 出所:Sturfee Pitchdeck

特徴・提供価値

  • スマホのカメラを用いて、VPS(Visual Positioning System)により、小売店などの屋内のデジタルツイン化が可能
  • *VPSは、画像から位置を測定するサービス・もしくはシステムを指し、スマホやARグラスなどのカメラを通して得られた情報を基に向きや方角などのより細かな位置情報を特定する新たなシステムであり、GPSは人工衛星から得られた情報に基づいて個人の位置を特定する
  • 屋外でも利用でき、高解像度の衛星3Dデータをとユーザーの地上カメラから視覚的指紋を即座に抽出し、ユーザーの正確な位置を特定することで、ARアプリ用に都市の3Dメッシュを投影(屋外VPS)
  • 写真撮影から10-15分でコンテンツの生成が可能であり、空間に情報を配置することも可能
  • 小売での使用例としては、店舗スタッフが店内を撮影することで、デジタルツイン上の店舗でもアップデート)が行われ、実店舗に合わせたデジタルツインショップをリアルタイムで提供できる
  • 参考動画

ビジネスモデル

  • 導入時$800-1000+月額使用料金

なぜ今この会社なのか

  • 通信技術が発展する中でXRによる新たなコミュニケーションに注目が集まっている
  • 日本の小売商業の93%は実店舗で行われており、実店舗をオンラインに追加することで、小売業の顧客リーチとエクスペリエンスを拡大する

顧客・競合・パートナー

  • KDDIがパートナーの一社(日本での拡販の独占的なライセンスは保有していない)
  • *リリース記事

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