Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はScope 3です。
Scope 3は、ブランド/代理店、パブリッシャー、アドテク企業向けに、デジタル広告のCO2の排出源/量を可視化するサービスを提供いています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Scope 3
https://scope3.com/
サービス/プロダクト概要
- ブランド/代理店、パブリッシャー、アドテク企業向けに、デジタル広告の排出源/量を可視化するサービスを提供
特徴・提供価値
- 自社ロジックを含むDSP/SSPを導入することで、国別・チャネル別にインベントリーのカーボンフットプリントを確認可能
- メディアと広告のサプライチェーン全体からエンドツーエンドの排出量を測定でき、他のキャンペーン指標とともに、迅速な排出量計算が可能
- 気候変動リスクとみなされる排出量の多い広告在庫をワンクリックでブロックするクライメートシールドというサービスも提供し、アドテクノロジーのエコシステムが広告キャンペーンからの排出量を体系的に削減することを可能にする
- グリーンメディア商品(GMP)は、メディア購入から「気候変動リスク」在庫を排除する低排出パッケージで、ウェブ、CTV、アプリ内のインベントリーを網羅し、オプションで炭素補償を含むようにアップグレードすることができ、残りの排出量を中和することができる
- パフォーマンス指標のバランスを取りながら、キャンペーン内のCO2を削減するカスタム入札アルゴリズムを持つ
ビジネスモデル
- 広告主側への月額使用料金、サプライサイド側への月額SaaS料金、CPMによる課金
なぜ今この会社なのか
- デジタル広告のサプライチェーンにおけるCO2排出に対する注目が集まり、各社がCO2の可視化及び削減を進めている
顧客・競合・パートナー
- 顧客/パートナー:世界の大手広告会社(電通を含む)、クレジットカード会社なども顧客として検討中
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