Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はRwaziです。
Rwaziは、アフリカを中心とした新興国でのマーケット情報を収集しマーケティングに活用できるプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Rwazi
https://rwazi.com/
サービス/プロダクト概要
- アフリカや南米、インドなどの市場/消費者調査情報を提供するマーケティングデータプラットフォーム
特徴・提供価値
- アフリカや南米、インドなどの新興国のミクロな市場データの収集サービスを提供
- ブランドが新興国でマーケティングを行う際に活用し、現地の市場(小売店等など)の消費者情報を獲得し、マーケティングへの活用が可能
- 例)歯磨き粉ブランドがケニヤへの進出を考えている際に、どんな歯磨き粉が店頭で販売されてるのか、家では何を使っているのか、どのような頻度で購入するのかなどを調査
- データはRwaziに登録している消費者(マッパー)が店頭や、家でのデータを収集/入力することで収集し、それをブランド側がダッシュボードで閲覧可能
- マッパーのインセンティブはデータ収集による報酬の獲得であり、収集されたデータはRwazi側で検証され、不正な登録を防いでいる
- アフリカなどはまだデータがデジタル化しておらず、現場レベルの粒度が細かい情報を獲得しづらい現状があり、Rwaziはそのデータの獲得を狙っている
ビジネスモデル
- 1都市/$5,000/月
- 1カ国・複数都市/$10,000/月
- 最大60カ国/要相談
なぜ今この会社なのか
- 新興国の市場成長が著しいが、データのデジタル化の遅れに伴い、現場(実際の店頭)レベルでの情報収集/活用ができてない
顧客・競合・パートナー
- 顧客:PepsiやColgateなどのCPGブランド
- 競合:ニールセンなどのリサーチ会社:大手のリサーチが会社はマクロなデータであり、アフリカなどはまだデータがデジタル化しておらず、現場レベルの粒度が細かい情報を獲得しづらい
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
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