Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はPuro Renewablesです。
Puro Renewablesは、アガベ(リュウゼツラン)や牡蠣の殻を利用したバイオレジン、卵の殻からを利用した炭酸カルシウム、PEやPPへの生分解性機能付与添加剤を開発・生産しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Puro Renewables
https://purorenewables.com/
サービス/プロダクト概要
- Agaveplast/Oysterplast: アガベ(リュウゼツラン)や牡蠣の殻を利用した、HDPE、LDPE、LLDPE、PET、PP、PVC用複合バイオレジン
- Puroplast Bioaccelerator: HDPE、LDPE、LLDPE、PP向けの生分解性機能付与添加剤
- Puroshell: 卵の殻を利用したCaCO3
特徴・提供価値
- 牡蠣の殻やアガベ(龍舌蘭)をベースとしたバイオベースの代替素材により、HDPE, LDPE, LLDPE, PPなどの使用量を50-75%削減可能
- 上記の価格は一般的なPE, PPの価格と変わらないため、利用することで製品の生産におけるCO2の排出量削減に寄与
- 基本的には既存の生産設備や生産手法に全て対応が可能で、リサイクルにも適応
- 卵の殻を利用したCaCO3は、年間10,000トンの卵殻から9,000トンのCaCO3を生産が可能
- Bioacceleratorは、1−2%程度を既存の製品(PP, PE)に混合することで、生分解性機能付与(微生物が分解可能)をすることが可能
- 生分解性機能を付与された製品は230日程度で環境中で分解される
- 製品紹介動画
ビジネスモデル
- Agaveplast/Oysterplast(バイオレジン)の販売
- Puroplast Bioaccelerator(HDPE、LDPE、LLDPE、PP向けの生分解性機能付与添加剤)の販売
- Puroshell(CaCO3)の販売
なぜ今この会社なのか
- 生産されたプラスチックの79%が埋立地やゴミ捨て場、自然環境に蓄積されており問題となっている
- 米国内の埋立地は1990年の6,000カ所から2018年にはわずか1,269カ所にまで減少するなどしており、自然分解に時間のかかるプラスチックゴミに対する対応が求められている
顧客・競合・パートナー
- 顧客:AMPACET, SILGAN, AVERY DENNISONなどのプラスチックや素材メーカー
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
こちらの記事に対するお問い合わせやMTGの依頼などはこちらのアドレスからお気軽にご連絡ください。
TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。