Written by Yusaku
今回の注目ベンチャーの紹介はProcess Streetです。
Process Streetは、採用者のオンボーディング、クライアントへのサービス導入、各種の承認作業、タスクの自動化など、ビジネスプロセスのワークフローをノーコードで実装できるサービスを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Process Street
https://www.process.st/
サービス/プロダクト概要
特徴・提供価値
- 採用者のオンボーディング、クライアントへのサービス導入、各種の承認作業、タスク自動化などのビジネスプロセスのワークフローをノーコードで実装
- 20年2月時点で、フリーユーザーを含め45万人のユーザーを獲得。3-4Mドルの売上。
- SAP Workflowなどと同様の機能だが、実装にエンジニアが必須である部分を改善
- Salesforce、Trello、Jiraなどとの相性がよい。Google Sheetとの接続はもちろん、ZapierのようなAPI接続サービス、WatershedなどカーボンエミッションソリューションAPI、DocuSignなどのドキュメント管理など接続先は豊富
ビジネスモデル
- 承認プロセスを開始するなどの権限を持つフルメンバーシップは、月額25ドル/ユーザー
- フルメンバーはプロセスの実行やファイル保存や無制限だが、API呼び出しは500回まで制限
- レビューなどに限る場合は無料のゲストユーザーを追加可能
なぜ今この会社なのか
- リモートやハイブリッドワーク、グローバルでの採用の拡大によるワークフローのSaaS化のニーズ増大
- 実装が容易であるだけでなく、既存のスプレッドシートと連携するなど実装の柔軟性が高い
顧客・競合・パートナー
- 競合:SAP Workflowなど大手ERPシステムなどの付帯機能として提供されるものが多い。他にもDevOpsのマネジメントサービス、HRサービス、コーポレートカードサービスなどでも同様の機能は提供されている。ワークフロープロセスに限定した機能は多くない。
※取り扱い注意!こちらの資料の情報は凸版印刷内のみです※
こちらの記事に対するお問い合わせやMTGの依頼などはこちらのアドレスからお気軽にご連絡ください。
TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。