Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はPrivate AIです。
Private AIはプライバシー保護技術の会社です。企業の持つファイルの中から個人情報を発見し、マスクしたり別の単語に置き換えたりするデータ匿名化ソフトウェアを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Private AI
https://www.private-ai.com/
サービス/プロダクト概要
- 文章やデータ内の個人情報(PII)を見つけ出し、非読化処理を施したり他の単語に置き換えたりするAI・機械学習エンジンを開発し、データ匿名化ソリューションを提供しています。
特徴・提供価値
- 構造化および非構造化データ内のプライバシー情報を99.5%以上の正確性で発見
- 50種類以上のプライバシー保護対象のカテゴリーを判別
- 47の言語に対応
- GDPR、HIPAA、CPRAなどの規制に準拠
- 発見したプライバシー情報を人工データに置き換え、機械学習のラーニングデータを生成
- トークナイゼーション機能により、秘匿化したプライバシーデータを元データに戻すことも可能
- 音声や映像・画像でも利用可能
ビジネスモデル
- サブスクリプションモデル。価格は非公表。取り扱う単語数によってプランが異なる。
なぜ今この会社なのか
- プライバシーデータ保護は企業の必須対応事項だが、データの管理に大きなコストがかかる
- AIや機械学習で利用する高品質で大規模なデータが不足している
- 映像や自然言語にも対応
顧客・競合・パートナー
- BigIDは、同様のプライバシーデータ保護AIソリューションを提供しており、ユニコーン企業。
- Very Good Securityは、センシティブデータのトークナイゼーション機能を提供。
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