Written by Yuhei Yano
今回の注目ベンチャーの紹介はPickle Robotsです。
特にトラックの荷卸し作業に特化したロボティクスソリューションを提供する企業です。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
Pickle Robots
picklerobot.com
サービス/プロダクト概要
- トラックの荷卸し作業に特化したロボティクスソリューションを提供
- 主なプロダクトは、ロボットアーム、コンベヤー、そして検査システムを組み合わせた統合システムで、効率的かつ自動的に荷物のアンローディングを行う
特徴/提供価値
- Pickle Robotの特徴は、ソフトウェア(AI)とハードウェア(既製品)の高度な統合。このシステムは以下の点で優れた価値を提供する
- 柔軟なピッキング能力:多種多様な荷物に対応可能
- 先進のビジョンシステム:カメラとセンサーを使用して荷物を正確に検出(低ロス率)
- AIによる効率化:AIが最適なアンローディングルートを算出
- 高重量対応:100ポンドまでの重い荷物も真空ハンドリングで対応可能
- 簡単なインテグレーション:既存の物流システムに容易に統合可能
画像出所:同社Webページ
ビジネスモデル
- 一括購入またはサブスクリプションを想定(*未だ正式販売前のため構想段階)
- サブスクリプションは初年度固定払い、2年目以降は前年取り扱い数量実績に応じた従量課金を想定
市場動向・なぜこの会社なのか?
- 物流業界は労働力不足等から自動化と効率化がますます求められているが、特にトラックの荷卸し作業は自動化が遅れている
- Pickle Robotはこのニーズに応え、荷下ろしに特化した技術と柔軟なソリューションを提供することで市場でのポジションを確立しようとしている
顧客・競合・パートナー
- 顧客:数社の米国物流、E-commerce企業と実証実験中
- 競合: Boston Dynamics(米国/自社製のHWを利用)、MUJIN(日本/荷下ろし+コンベヤー)、XYZ Inc(中国/荷積みに強い)
- パートナー: 保守・メンテ企業との提携を構想
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