Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はPhalanxです。
Phalanxはゼロトラストデータアクセスによるファイル管理システムを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Phalanx
https://www.phalanx.io/
サービス/プロダクト概要
- ゼロトラストデータアクセス(ZTDA)により、外部のデータベースに保存された非構造化データ(ファイルなど)のセキュリティと可視化を提供するソフトウェアを開発しています。
特徴・提供価値
- ゼロトラストデータアクセスによるファイル管理を提供。
- 同社のプラットフォームでは、ファイル単位での暗号化を自動的に実行し、権限のあるIDでのみ復号化を可能とする。
- 一時的な利用の場合はシェアリンクとEメールによる認証によってファイルへのアクセスが可能に。
- 安全なファイル共有だけでなく、トレーサビリティ、データロス防止(DLP)、ドキュメントマッピングとしても活用。
- Google WorkspaceやMicrosoft 365などのプラットフォーム、OktaなどのID管理サービスと連携。
ビジネスモデル
- 個人利用の場合は月額25ドル。
- 3名以上のビジネス利用の場合は別途
なぜ今この会社なのか
- リモートワークやハイブリット型の勤務体制が浸透し、データ保護の重要性が向上。
- 政府調達ではデータセキュリティ管理が要求され、民間でもコンプライアンス対応は必須。
- AIや量子コンピューターなどの新しい技術がサイバー攻撃にも応用され始めている。
顧客・競合・パートナー
- Virtru、Zivverなどスタートアアップの競合も存在。
- Netskopeなどのクラウドセキュリティプラットフォーム。
- ファイル共有では、BoxやDropboxなどのストレージサービスも競合。
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