Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はPactumです。
Pactumは企業が購買を行う際のサプライヤーとの条件交渉等を自動化するサービスを提供しています。
過去の発注条件、契約、他社サプライヤーとの比較を行い自動で購買交渉を実施します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Pactum
https://pactum.com/
サービス/プロダクト概要
- 企業の購買時の交渉を自動化し、調達部門や企業全体での調達の効率化及びコスト削減を可能にするツールを提供
特徴・提供価値
- 購買時のサプライヤーとの条件交渉を自動化することが可能
- サプライヤーはール経由でPactumプラットフォームに参加し、自動で条件交渉が行われるため、人を介在することなく調達プロセスを進めることが可能
- 自動化されるプロセスは、商取引条件交渉、購買交渉、ロジスティクス料金交渉、コスト交渉の大きく4つである
- AIが、契約条件、低額の購買依頼や入札、スポットや期間、過去のベンチマークやサードパーティデータを元に各種の交渉を実施
- Walmartも導入をしており、全体で3%のディスカウント、35日以上の支払い期限の延長を達成、83%以上のサプライヤーが高い満足度を示した(参考記事)
- 調達プロセス、特に購買側のサプライヤーとの条件交渉等が自動化される
- サプライヤーを同PFにインバイトすることで人が介在することなく、自動で過去の条件や同業ベンチマークから最終条件を決定してくれる
- Walmart等の$2.5B以上の購買取引があるところが対象。
- サプライヤーとの交渉を自動で行ってくれるサービスを提供
- 過去の契約や発注書、他社サプライヤーとの比較と交渉を実施
- 22年末に資金調達済みで現在は資金ニーズなし
- オンボーディングには6-8週間程度で、費用は年間$0.25Mから
ビジネスモデル
- 年間契約の料金体系で、最低でも$0.25Mからの料金体系
なぜ今この会社なのか
- 購買活動の煩雑化の緩和、企業の競争力の向上が必要とされている
- 企業の財務状況の改善による、経営の効率化と企業価値の増加が求められている
顧客・競合・パートナー
- Walmart等の$2.5B以上の購買取引があるところが対象
- Pactumのメイン顧客地域は、北米と欧州
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
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