Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はOMNY Healthです。
OMNY Healthは、ライフサイエンス企業向けにHIE(Healthcare information exchange)プラットフォームの提供をしています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
OMNY Health
https://omnyhealth.com/
サービス/プロダクト概要
- HIE(Healthcare information exchange)プラットフォームの提供
特徴・提供価値
- OMNYのHIEプラットフォームは、医療提供者の規模や種類にかかわらず、異種の電子カルテシステムからのデータ(非構造化データも含む)を統合し提供することで、データバイヤー(主にライフサイエンス企業)は目的に応じたデータ調達が可能になる
- プラットフォームを利用することで、従来のデータ取得の課題である、複数のデータベンダーの管理やプロバイダーとの関係に伴うコンプライアンス管理も煩雑さも軽減可能
- 複数のデータプロバイダーからの7500万以上の患者データや35億以上の臨床記録が匿名化、トークン化、標準化されており、ユーザーはOMNYのプラットフォームを介すことでそのデータにアクセスし、 情報に基づいた臨床的意思決定、プロセスの合理化、患者の転帰の改善など、ヘルスケアの一連の流れを強化できる
- 2024年8月には、 50万人以上の患者データから構成される、GLP-1(糖尿病治療薬)のデータネットワークを立ち上げ、顧客に対しGLP-1の使用、関連する健康の社会的決定要因(SDOH)、および患者の人口統計に関する情報の提供を開始
- UX、インサイトの向上のため、プラットフォームに対するGenerative AIの導入も進めている
ビジネスモデル
なぜ今この会社なのか
- タイムリーなRWD(リアルワールドデータ)とRWE(リアルワールドエビデンス)はヘルスケア企業にとって重要情報
- 現状はニーズへのデータ不足、時間とお金を浪費する情報収集プロセスによりデータ利用の自由度が低い
顧客・競合・パートナー
- 顧客:ライフサイエンス企業、医療機関
- データパートナー:医療機関
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