Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はOcrolusです。
Ocrolusは金融サービスプロバイダー向けにバックオフィス業務を自動化するためのドキュメントオートメーションプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Ocrolus
https://www.ocrolus.com/
サービス/プロダクト概要
- AIとマニュアルオペレーションを活用した財務審査プロセスの自動化や不正検知機能を、ローンの貸し手となる金融サービス企業に提供します。
特徴・提供価値
- AIとマニュアルオペレーションを活用し、財務審査プロセスの自動化、正確かつ迅速な文書分析、高精度なデータ検証、不正検知とキャッシュフロー分析をサービスとして提供。
- 主にローンの貸し手となる金融機関やFintechサービス企業が利用者となり、信頼できるデータで、自動的かつ効率的な意思決定を可能とする。
- ドキュメントの読み取り精度は99%以上。
- 例えばPayPalがSMBのユーザーに対して貸付を行う際に、SMBユーザーのトランザクションデータと銀行のステートメントとの整合性の確認なども行う。
- SMBへの貸付、住宅ローンでの利用がメインターゲット。
ビジネスモデル
- 審査件数に対して数十ドルを課金する従量課金モデル。
なぜ今この会社なのか
- 大手顧客を獲得し実績が豊富。
- 金融環境の変化により事業機会の創出の可能性が高い。
顧客・競合・パートナー
- Hyperscienceがスタートアップでは規模も大きく競合。ただし、ターゲット市場が異なる。
- PayPal、Brex、Plaid、SoFiなどが顧客。
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