Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はNLPatentです。
NLPatentは、LLM(大規模言語モデル)を活用したした特許検索サービスを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
NLPatent
https://www.nlpatent.com/
サービス/プロダクト概要
- LLM(大規模言語モデル)を利用した特許検索サービス
特徴・提供価値
- 独自の大規模言語モデル(LLM)により、キーワードではなく発明のコンセプト(概念)などを包括した上で、AIに問い合わせることが可能
- 結果は類似性によってランク付けされ、ユーザー入力によるフィルターでさらに絞り込むことができるため、最も関連性の高い文献がレビューと検討のためにリストの最上位に表示される
- 3rdパーティのデータベースと契約し世界中の特許に対応しているが、日本語自体は現状サポートはしていない。また、現状は検索ツールであり、特許申請などのサポート機能などは存在していない。
- 将来的には企業のパテント情報を入れることで、企業とてのIPマネジメントや、他社の特許情報の分析による攻めるべき特許スペースなどを可視化し、特許戦略の効率化を可能にする予定
- デモビデオ
ビジネスモデル
なぜ今この会社なのか
- 社内の知財チームは検索クエリを作成し、何千もの検索結果のレビューなどで非常に時間がかかっている。また、複雑な特許用語を理解する必要もあり、キーワードベースの検索では、抜け漏れのリスクが発生する。
- LLMの登場により、キーワードだけではない発明のコンセプトを理解した上での検索が可能になり、作業をより効率化させ、IP戦略をより効果的に検討することが可能になっている。
顧客・競合・パートナー
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