Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はMacroです。
MacroはPDFドキュメントエディターを開発しています。PDFのテキストの編集や画像の挿入、リンクやインタラクティブコンテンツの埋め込み、複数ファイルの統合や比較、ドキュメント作成の自動化といった機能を提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Macro
https://www.macro.com/
サービス/プロダクト概要
- PDFのテキストの編集や画像の挿入、リンクやインタラクティブコンテンツの埋め込み、複数ファイルの統合や比較、ドキュメント作成の自動化といった機能を持つPDFをドキュメントエディター
特徴・提供価値
- PDFのテキストの編集や画像の挿入などの編集機能
- URLリンクをポップアップで表示するようなマクロの埋め込み
- バージョン管理やバージョン間での編集内容の比較表示
- スプレッドシートのデータから表などを作成する自動生成機能
- Wordファイルの編集も今後提供予定
ビジネスモデル
- PDF編集機能のみの場合は無料で利用できるフリーミアムモデル
- フル機能の利用は月額49ドル/ユーザー
- 金融機関や法律事務所などをターゲットにオフライン利用が可能なプランでは月額75ドル
なぜ今この会社なのか
- 創業者のJacob Beckermanは、以前は大手投資会社で投資分析を行うエンジニアだったが、AcrobatやMS Officeでの資料の編集やPDFでの出力に大きな課題を感じ、スクラッチでエディターを作成するための同社を創業
- PDF、DOCX、PPTX、XLSXやemailなどのドキュメント作成には、多くの業務時間が費やされており改善余地が大きい
- XLSXで管理を行う金融機関や、DOCXやPDFの利用が多い法律事務所などプロフェッショナル向けをターゲットしている
- PDFはWeb上で3番目に多く利用されるファイル形式
顧客・競合・パートナー
- ドキュメント作成は、BoxやDropboxなどのファイルストレージサービスや、DocuSignなどの電子署名サービスなども提供している
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