Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はLettaです。
Lettaは、メモリ機能を備えた大規模言語モデル(LLM)エージェントの開発、デプロイ、管理を支援するプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
Letta
https://www.letta.com/
サービス/プロダクト概要
- Lettaは、メモリ機能を備えたLLMエージェントの開発・管理プラットフォームを提供しています。MemGPTの商業用サービスとして、開発者がクラウド上で状態を保持するエージェントを展開できるホスティングサービスを提供します。
特徴・提供価値
- メモリ機能の強化:LLMに長期的な記憶を保持させることができるMemGPTの技術を活用し、高度な推論能力を実現。
- エージェント開発環境:エージェントのツール呼び出し、推論、意思決定の全過程を透明性高く表示し、デバックや最適化を支援。
- ホワイトボックスシステム:システムの内部構造を公開し、エージェントの挙動を詳細に検証・調整でき、サービスをブラックボックス化しない。
- モデルへの非依存:ユーザーが自身のLLMやRAGを持ち込むなど、用途に応じてモデルプロバイダーを選択・変更可能。
ビジネスモデル
なぜ今この会社なのか
- LLMではメモリ機能が限定的で、長期的な推論や複雑なタスクへの対応に課題。
- カスタマーサービスや医療用のトラッキングなどユーザーから学び続ける必要のあるAIアプリに最適な技術。
- MemGPTは、DatabricksやAnyscaleを輩出したUCバークレーのSky Computing Labで誕生。
顧客・競合・パートナー
- OpenAIなどLLMサービスは競合だが、オープンな代替手段としてポジション確立を目指している。
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