注目ベンチャー紹介:Letta

2024
11
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Written by Yusaku Masunaga

今回の注目ベンチャーの紹介はLettaです。
Lettaは、メモリ機能を備えた大規模言語モデル(LLM)エージェントの開発、デプロイ、管理を支援するプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

Letta

https://www.letta.com/

サービス/プロダクト概要

  • Lettaは、メモリ機能を備えたLLMエージェントの開発・管理プラットフォームを提供しています。MemGPTの商業用サービスとして、開発者がクラウド上で状態を保持するエージェントを展開できるホスティングサービスを提供します。
同社のGithubのページ。オープンソースとして公開されている。

特徴・提供価値

  • メモリ機能の強化:LLMに長期的な記憶を保持させることができるMemGPTの技術を活用し、高度な推論能力を実現。
  • エージェント開発環境:エージェントのツール呼び出し、推論、意思決定の全過程を透明性高く表示し、デバックや最適化を支援。
  • ホワイトボックスシステム:システムの内部構造を公開し、エージェントの挙動を詳細に検証・調整でき、サービスをブラックボックス化しない。
  • モデルへの非依存:ユーザーが自身のLLMやRAGを持ち込むなど、用途に応じてモデルプロバイダーを選択・変更可能。

ビジネスモデル

  • クラウドベースのSaaSサブスクリプションモデル

なぜ今この会社なのか

  • LLMではメモリ機能が限定的で、長期的な推論や複雑なタスクへの対応に課題。
  • カスタマーサービスや医療用のトラッキングなどユーザーから学び続ける必要のあるAIアプリに最適な技術。
  • MemGPTは、DatabricksやAnyscaleを輩出したUCバークレーのSky Computing Labで誕生。

顧客・競合・パートナー

  • OpenAIなどLLMサービスは競合だが、オープンな代替手段としてポジション確立を目指している。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※

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