Written by Hiroshi Tanaka
今回の注目ベンチャーの紹介は、Latence Technologies Inc.です。
Latence Technologies は、「低遅延・高速大容量・多数同時接続」を特徴とする5G通信における遅延時間の計測および診断システムを提供します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Latence Technologies Inc.
https://latencetech.com/
サービス/プロダクト概要
- 「低遅延・高速大容量・多数同時接続」を特徴とする5G通信の遅延時間の計測および診断システムを提供。あらゆる無線機器についてリアルタイム計測が可能で、高精度(<20msec)かつ高い計測安定性(99.995%)で計測する。
特徴・提供価値
- •5G通信関連の事業者にとって低遅延かつ安定通信を保障する必要がある。
- 同社のサービスは、遅延タイムと安定性の計測・評価を大規模な投資をすることなく実現する。
- IPを利用することで、あらゆる無線機器に対してリアルタイム計測が可能。
- スマートフォンのアプリをUIとして、専用のDashboardに結果を表示および遅延速度のMAP作成。
- 通信キャリア、システムインテグレーター、スマートファクトリ事業者などがターゲット顧客
- 遅延タイムの計測精度:<20msec (1-15msec)
- 計測安定性:99.995
ビジネスモデル
- 通信遅延タイムの計測および診断サービスを提供。サブスクリプションでマネタイズ(年単位で課金)
なぜ今この会社なのか
- 5G通信の特徴として低遅延性がある。
- 低遅延の5G通信を利用して、自動運転車、VR/ARリアルタイム表示、遠隔ロボット操作など、従来の通信方法では実現できなかった経験が可能となる。
- 低遅延を特徴とするが故に、5G通信の通信速度・安定性を担保することが必須であり、それを計測、診断、評価を提供する本企業のサービスが有用となる。
顧客・競合・パートナー
- 顧客:Ericsson, veoneer, Anritsu
- 競合:spirent, Accedian, ThousandEyes
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