Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はGleanです。
Gleanはインボイス分析を提供するAI+Fintech企業です。インボイスやレシートを詳細まで把握し、契約期間、既存契約件数との比較、値下げ交渉余地などを見つけ出し、コスト削減に寄与します。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Glean
https://www.glean.ai/
サービス/プロダクト概要
- インボイス内容の認識によって会計管理をサポートするGlean AIを開発しています。
特徴・提供価値
- ソフトウェアの契約状態や仕入れの状態などを会社全体で把握することができ、重複契約のような余計な支払いを見つけ出し、ベンダー毎のROIの改善が可能
- 会計管理作業の自動化に寄与
- ベンダーとの価格交渉のための根拠データの獲得
- 利用や支払いのデータをリアルタイムで一元化して取得
- 経理だけでなく、事業責任者や事業戦略などでも活用されている
- Quickbooks、NetSuite、Xeroなどの会計サービスと連携済み
ビジネスモデル
- サブスクリプション。読み取るインボイスの枚数によって価格が変化。月額95ドル(インボイス35枚まで)、295ドル(50枚まで)、495ドル(100枚まで)、895ドル(200枚まで)、カスタム(200枚以上)
なぜ今この会社なのか
- インボイスの読み取り機能は多くのビリングサービスなどが提供しているが、インボイスの項目まで認識して内容を把握するところまで提供している会社は他にない
- Better.comやOnDeckの元CFO Howard Katzenbergが、自身の体験から改善の必要性を感じて創業
- 事業拡大期にあるテック企業だけでなく、製造業が仕入先の分析などにも活用できる
顧客・競合・パートナー
- 顧客:Marble, Petal, Laika, Mosaic, Orum, Alloy, Thimble, FreigtWavesなど
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