Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はFoodberryです。
Foodberryは、植物ベースの素材を用いた果物や野菜の皮を模倣した食品コーティング製品を開発提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Foodberry
https://foodberry.co/
サービス/プロダクト概要
- 植物ベースの素材を用いた果物や野菜の皮を模倣した食品コーティングで、内容物を保護する製品を開発提供しています。
特徴・提供価値
- 植物由来のコーティングで、繊維、植物栄養素、ミネラルの保護膜を利用した果物の皮(トマトや武道など)の様な素材
- 活性物質を小さなカプセルでコーティングする「マイクロカプセル化」と、物質をプログラムされた速度で放出する「コントロール・リリース」という2つのコンセプトを応用し、食品素材に使用
- バイオミミクリー(生物模倣)は形だけでなく、機能(水分バリア、栄養、風味)、物質(果物+野菜の繊維、植物栄養素、天然ポリマー)をも模倣している
- 中身(スナック、ヨーグルト、アイスなど)にコーティングすることで、賞味期限を延ばすことが可能
- 顧客は、内袋のようなパッケージを削減したり、既存のパッケージを低グレードのパッケージやモノマテリアルに置き換えることでサステナブルへ貢献できる
- 現在はスナック菓子の分野に注力し、パートナーとの商品開発や小売テストを実施中
- コーティング素性、製品、プロセス/装置に対して特許を取得
ビジネスモデル
- ターゲットは食品ブランドに対するB2Bであり、Foodberry自体が消費者ブランドにはならない
- 初期は製造のために自社設備を持ち、製造した製品をブランドへ納入
- 将来的には、機械や製法のライセンシングモデルへ以降予定
なぜ今この会社なのか
- スナック市場は巨大であり、消費者の行動がサステナブルを意識した行動に変容してきている。
- GenZやミレニアル世代は、1日に5回以上のスナックや間食をするとされているが、栄養価が低かったりプラスチック包装が多いなどの問題が存在
顧客・競合・パートナー
- 顧客/パートナー:NadaMoo!、Kejiなどとアイスクリームやヨーグルト製品で提携
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