Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はElm AIです。
Elm AIは、サプライヤーのデューデリジェンスプロセスを合理化するAI搭載のプラットフォームです。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
Elm AI
https://elm-ai.com/
サービス/プロダクト概要
- サプライヤーに対するデューデリジェンスプロセスを合理化するAI搭載のプラットフォーム
特徴・提供価値
- 各社が保有するガイドライン/ポリシーをこのプラットフォームに学習させることで、サプライヤーからの監査報告書(およびその他のサプライヤー・デュー・ディリジェンス文書/監査報告書、CAPなど)に記載された内容とポリシーの不適合に、Gen AIがフラグを立てることが可能
- また、サプライヤーのリスクスコア可視化、リスクに対する是正アクション(CAP)の自動提案も可能であり、Self-Assessment Questionnaire/SAQ(セルフ・アセスメント・クエスチョンネア)の作成もプラットフォーム上で行うことができる
- サプライヤーポータルも持っており、サプライヤーは自社のスコア、調査結果リスト、および修正方法に関する推奨事項、およびCAPにアクセスでき、エンタープライズがわは、サプライヤーがアップロードしたすべての内容を確認でき、また、その他の分析も行うことができる
- 日本語にも対応可能、OCR機能もあり報告書の画像などからも情報の読み取りが可能、GenAIを利用した非構造化データの読み取りも特徴となる
- 参考ビデオ(サイト埋め込み)
ビジネスモデル
- デューデリジェンスを行うサプライヤー数に応じて課金
- 機能セットによるが、1サプアイヤーあたり$350 - $750
- PoCプランも存在し、30分のデモ及び、5つのレポートに対するAI分析を受け取ることが可能
なぜ今この会社なのか
- サステナビリティに対する監査の重要性は年々高まっており、社会および環境コンプライアンスを維持するために不可欠。
- しかし、重要性の高まりに応じて企業は膨大な数の監査報告書を扱う必要があり、詳細な分析は非常に困難
顧客・競合・パートナー
- 顧客:サプライヤーへのサステナビリティ、コンプライアンス監査が必要な企業
- 競合:Sphera (非構造化データは扱えない)
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