Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はDimension Labsです。
Dimension Labsは、非構造化データを分析、可視化するデータ分析プラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
Dimension Labs
https://www.dimensionlabs.io/
サービス/プロダクト概要
- チャットボット、CX、コールセンター、ブランドのお客様の声などの非構造化データを分析、可視化するツール
特徴・提供価値
- 手持ちの非構造化データ(テキストと音声のみ)を分析し、可視化するBIツールの提供
- 他のBIツールでは分析データを整理することが必要だが、Dimension LabsはAPIもしくはデータをアップロードすることで、非構造化データの取り扱いを可能にする
- 非構造化データが指しているのは、コンタクトセンター、アンケート、電子メール、チャットボットなどのデータであり、主に会話形式の非構造データ
- 通常、非構造化データの分析/インサイト獲得にはデータサイエンティストの雇用が必要だが、彼らのプラットフォームを使うことでそのコストを削減可能
- また、分析、可視化だけではなく、インサイトを元にした取るべきネクストアクションなどの提案も可能である
- Open AIを使用しているが、アルゴリズムは独自で開発したものを使用
- ホワイトレーベルとして彼らのサービスを使い、TOPPAN独自のBIツールとして売り出すことも可能
- 日本語字幕付きデモビデオ
ビジネスモデル
- 費用は、使用量ベース(年間$30,000/年が平均的な金額)
なぜ今この会社なのか
- 非構造化データ分析の重要性が増すが、分析が困難であり、データサイエンティストの活用が必要
- 組織が集めるデータの最大で90%はダークデータ(有効活用されずに、価値が不明な状態にあるデータ)であり、その資源化ができていない
顧客・競合・パートナー
- 顧客:ホテルのマリオットグループ、Honeywell、NBA、マリナーズ(野球)などが利用中
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