Written by Yuhei Yano
今回の注目ベンチャーの紹介はDigiFabsterです
CADデータを起点とした中小製造業向け自動見積もり、オンラインストアフロントツールの開発・販売を行なっています
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
DigiFabster
https://digifabster.com/
サービス/プロダクト概要
- CADデータをもとにした中小製造業向け自動見積もり、オンランインストアフロントツールの開発・販売
特徴/提供価値
- 「Shopify For Custom Parts Manufacturing」がコンセプト
- 多品種少量のカスタムパーツを請け負う中小製造メーカーが、
(1)自社のWebサイトに簡単にストアフロント(*注文受付画面/発注者はCADデータ等をアップロードする)を構築
(2)装置、CADデータ構造、過去の見積もり実績等の各種条件から自動見積もりを算出
(3)見積書の作成、発注者とのコミュニケーション
(4)決済、発送手配
(5)代金受け取り、消し込み
までを同社プラットフォーム上で完結できる - API連携により、既存のCADデザインシステム、会計システムとも連携可能
ビジネスモデル
顧客課題・市場動向
- Webツールの発展、COVID19後のグローバルでのサプライチェーントラブルなどにより、製造業においてもオンライン取引が拡大している
- 一方でリソースが限られる中小製造メーカーにとって、特にオンライン窓口立ち上げ初期は受注単価が低い割に、RFQ作成、請求書発行、決済、売掛金管理の煩雑さが課題となる
- CADDi、ProtLabs、Xometry、Fictiveなどのオンライン受発注を仲介するサービス(*中小製造メーカーは登録しておくと仕事がもらえるメリット)で自動見積もり機能を備えたサービスは、10年ほど前から立ち上がりつつある。
- 一方、中小製造メーカー自身がストアフロントを持つことを支援するShopifyのようなプラットフォーム事例はそれほど多く見られない。
顧客・競合・パートナー
- 競合:上述オンライン受注プラットフォームなど
- 顧客:US、EUの中小製造メーカーなど
- パートナー:CADツール、会計ソフトベンダーなど
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