Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はCurioです。
Curioは核燃料サイクルのための新技術を開発しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Curio
https://curio.energy/
サービス/プロダクト概要
- Curioが独自に開発したNuCycle法は、酸化、フッ素化、電解という既存の技術を組み合わせ、核燃料廃棄物から核燃料をリサイクルしたり、放射性同位元素を抽出したりします。
特徴・提供価値
- 酸化、フッ素化、電解のような確立された技術を採用したモジュール式多段システム。
- モジュール式であるためメンテナンス性が高く、スケーラビリティの確保が容易。
- 核拡散防止に配慮した設計により、高い安全性を備えたソリューションを提供。
- 米国政府からの核廃棄の受託を行うとともに、競争力のある価格で国際的に技術供与を行う。
- 国防および産業界に対して、10種類以上の放射性同位元素を提供することが可能。
- リサイクル燃料は米国のウラン需要の40%を満たすことが可能。
ビジネスモデル
なぜ今この会社なのか
- 米国では核燃料廃棄物の処理費用として年間10億ドルの費用がかかっている。
- 約8.8万トンの核燃料廃棄物が原子力発電所内に保存されており、毎年2千トン増加している。
- 核燃料廃棄事業者であるDeep Isolationや三井化学などと提携。
顧客・競合・パートナー
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