Written by Issei Kusano
今回の注目ベンチャーの紹介はCarbon Cloudです。
Carbon Cloudは食料品毎のカーボンフットプリントを自動算出するサービスを提供しています。
製品材料のデータを入力することで、サプライチェーンを自動でマッピングし、スコープ1〜3までのCO2排出量の可視化することが可能です。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は凸版印刷内のみです※
Carbon Cloud
https://carboncloud.com/
サービス/プロダクト概要
- 食品業界をターゲットとし、製品原材料データを入力することで、製品毎のスコープ1〜3までのCO2の排出量を可視化
特徴・提供価値
- 顧客は自社データとCarboCloudを接続することで、自動でAIがサプライチェーンをマッピングし、スコープ1-3のCO2の排出量を算定する
- 算出したデータ全体を可視化できるポートフォリを機能を持ち、自社製品全体でどの程度CO2を排出し、環境への影響があるかを可視化可能
- 製品毎のフットプリントが分かることで、利用企業はその情報を製品に記載するなど、マーケティングに活用することが可能
- 算出根拠となるCO2フットプリントのデータベースは彼らが様々な情報ソース(研究機関や政府データなど)から取得し自社で構築
ビジネスモデル
- SaaS型のサブスクリプションモデル
- 使用できる機能に応じて3段階の値段設定(€12,000-€144,000/年間)
なぜ今この会社なのか
- 企業のステークホルダーからのCO2排出量の可視化が求められている
- サプライチェーンを可視化し、CO2排出量を加味した製品生産の意思決定が必要とされている
顧客・競合・パートナー
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