注目ベンチャー紹介：Briya

Written by Issei Kusano

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今回の注目ベンチャーの紹介Briyaです。
Briyaは、ブロックチェーン技術を用いた医療データ交換プラットフォームを提供しています。

病院/クリニック等のシステムの医療データを匿名化とクレンジングし、情報を活用できる様にするプラットフォームです。

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Briya

https://briya.com/

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サービス／プロダクト概要

• クリニックのデータをブリヤPF上でHIPPAやGDPRに準拠したFHIR形式に変換し、匿名化してクエリベースで検索可能にする
• ブロックチェーンによるスマートコントラクトを用いることで、情報を中央集約することなく、分散型で保管したまま医療情報の交換を行うことが可能

特徴・提供価値

• クリニックのデータをBriyaのプラットフォーム上でHIPPAやGDPRに準拠したFHIR形式に変換し、匿名化してクエリベースで検索可能にする
• 医療情報は格納されているデータ構造が複雑だが、その複雑なデータ構造からデータを利用可能形に変換できるのがBriyaの強み
• 数日以内にあらゆるデータソースと安全に統合し、医療記録、請求、画像、病理など、あらゆる構造化または非構造化データソースにアクセス可能
• Briya自身はデータを保有せず、スマートコントラクト機能提供することで、品質・規制ガイドラインに準拠することが可能
• データのリアルタイム更新や、使用しているレコードの変更アラートを受け取ることが可能

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ビジネスモデル

• マーケットプレイス（データサプライヤー：病院等/データバイヤー：製薬会社）
• データサプライヤーからはSDK利用料の徴収に加え、データバイヤーから得た収益をレベニューシェア
• データバイヤーはデータ利用料（トランザクション）と分析ダッシュボード利用料（定額）

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なぜ今この会社なのか

• 健康情報（Health Information Exchange/HIE）による医療の質の向上が政府も主導する中で進められている
• 健康情報を集約することでリスクが発生するが、当社はブロックチェーンを用い分散型で情報を管理することで安全性の課題をクリアしようとしている

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顧客・競合・パートナー

• 顧客：製薬会社（医療情報の提供）
• パートナー：クリニックなどの患者データを保有する組織
• 競合：Medicalchain　同じくHIEを推進するスイスの企業

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