Written by Yusaku Masunaga
今回の注目ベンチャーの紹介はBreezeMLです。
BreezeMLは、AIガバナンスを強化するための包括的なプラットフォームを提供しています。
※取り扱い注意!こちらの情報の展開は社内限りです※
BreezeML
https://breezeml.wpcomstaging.com/
サービス/プロダクト概要
- BreezeMLは、AIガバナンスを強化するための包括的なプラットフォームを提供しており、データ、コード、モデルのプロヴァナンス(由来)やリスクモニタリングを自動化し、規制遵守を支援します。
特徴・提供価値
- 包括的リスク管理:AIのリスクをプロジェクトベースで階層化し、常時監視を行う。
- 継続的モニタリング:AIモデルへの入力データや出力データを継続的に評価し、ワークフローのコンプライアンス状態を自動的に確認する。
- 自動バイアス評価:LLM(大規模言語モデル)のバイアスやハルシネーションを自動で評価。
- 中央集権的なインベントリ:データ、コード、モデルの全てを一元管理し、可視化・検索が可能。
- ガバナンスクエリ:GUIや自然言語でガバナンスに関するQAが可能。
- コンプライアンスレポート:サードパーティ監査のためのレポートを自動生成する。
ビジネスモデル
- SaaSまたはバーチャルクラウドでの利用に対するサブスクリプションモデル。
なぜ今この会社なのか
- 現在AIシステムに対する規制が強化されており、特にバイアスや倫理問題に対する監視が重要視されている。こうしたコンプライアンス要求に迅速かつ正確に対応するツールによって、企業の罰金や評判リスクを避けることができる。
- 他のMLOpsツールやデータガバナンスプラットフォームが競合となり得るが、AIガバナンスに特化した包括的ソリューションとして差別化。
顧客・競合・パートナー
- 大手企業や金融機関などがテスト中。
- 大手法律事務所やAI規制委員会と協力。
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