注目ベンチャー紹介：Ambient Scientific

Written by Hiroshi Tanaka

‍

今回の注目ベンチャーの紹介はAmbient Scientificです。

Ambient Scientificは、エッジAI向けにアナログ技術を採用した半導体チップを開発および販売をします。

‍

Ambient Scientific

https://www.ambientscientific.ai

‍

サービス／プロダクト概要

• エッジAI向けにアナログ技術を採用した半導体チップを開発および販売

‍
‍

特徴／提供価値

• 超低消費電力のAIプロセッサを提供。コイン電池一つで数年間の連続稼働が可能なAIアプリケーションを実現する。

• 高いAI処理能力を備え、512GOPsのピーク性能と7TOPs/Wを超える効率を達成。同クラスのMCUと比較して大幅に優れたスループットを提供する。

• 指先サイズのコンパクトなフォームファクタで設計されており、スペースが限られたエッジデバイスへの組み込みが容易。

• ソフトウェアで定義可能なAIコアを搭載し、4～32ビットのオペランド解像度をサポートすることで、柔軟で用途に応じたカスタマイズが可能。

‍

‍

ビジネスモデル

• エッジAI向けにアナログ技術を採用した半導体チップを開発および販売

‍

市場動向・なぜこの会社なのか？

• IoTデバイスの普及により、クラウドに依存せずデバイス上でAI処理を行うエッジAIの重要性が増している。

• バッテリー駆動のデバイスが増加する中、エネルギー効率の高いAIプロセッサが必要とされている。

• データをクラウドに送信せずデバイス上で処理することで、ユーザーのプライバシー保護が強化される。

• 遅延を最小限に抑えるために、デバイス上でリアルタイムにAI処理を行う技術が求められている。

• エネルギー効率の高いAIソリューションは、持続可能な技術開発や環境負荷の軽減に貢献する

‍

‍

‍

顧客・競合・パートナー

• 顧客：EmergenceTechnologies
• 競合：EnCharge AI、Groq、Hailo
• ﾊﾟｰﾄﾅｰ：EaglesSense、GSVMicrotechnology

‍

‍

こちらの記事に対するお問い合わせやMTGの依頼などはこちらのアドレスからお気軽にご連絡ください。

info@tgvp.vc

TGVPは米国を中心としたスタートアップ企業とTOPPANグループの連携を推進しております。